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2018.11.1 |

リカバリー5周年!大河原社長 訪問看護ST運営を続けられた理由を振り返る


訪問看護ステーション リカバリー 大河原社長

訪問看護ステーション リカバリー 大河原社長

2018年11月で設立5周年を迎え、6年目に入る訪問看護ステーション リカバリー。今回の記事では大河原社長に訪問看護ステーション立ち上げや運営を続けてこられた理由を伺ってみました。

 

訪問看護未経験で訪問看護ステーション立ち上げ

海外や国内の病院を転々とし、いざ東京新宿区で訪問看護ステーションを開こう!と思ったのが2013年頃。その時、同じように訪問看護ステーションを立ち上げたいと考えていた看護師2名と縁があり、一緒に訪問看護ステーションをやろうと誘いました。私ともう1名の男性看護師、女性の看護師の3人が訪問看護ステーション リカバリースタートアップメンバーとなりました。

ふたりの訪問看護師

3人とも病院でしか勤務したことがなかったのに、訪問看護未経験で立ち上げた訪問看護ステーション。指定申請の書類等は訪問看護財団の窓口へ足を運び相談する日々。利用者様との契約書などの準備は、他の訪問看護ステーションにどんな書式を使っているのかを教えてもらったり、保険のことはケアマネジャーさんに「立ち上げたばかりで分からないことがあって…教えてください!」と頭を下げて教えてもらったりして、準備をしていきました。周りの助けがあったからこそ、今がありますね。

「すぐ潰れる」と言われたことで芽生えた反骨精神。

当時のスタートアップメンバーの平均年齢は25~26歳ほど。訪問看護ステーションに勤務する人の平均年齢が47歳とも言われているので、業界ではまだまだ若造ですよね。さらに新宿区は訪問看護の激戦区と言われていました。しかし3人とも訪問看護未経験で世間知らず?だったせいか、訪問看護ステーション激戦区とはいえ、その中にもニーズはあるだろうと楽観的に考えていた。周囲からは“どうせすぐ潰れるよ”とか“(訪問看護なんて)若いのによくやるね~”と言われたこともありました。そうしたことを言われるたびに反骨精神むき出しで「2年以内に新宿区で1番の訪問看護ステーションになる!」と3人が同じ目標にむかっていました。

バイクに乗る訪問看護師

バイク、自転車で訪問へ。

ところがオープンしても訪問看護の依頼が全く来ない。オープン前も後も時間のある限りケアマネジャーさんへ挨拶に行っていましたが、初めて依頼をもらえたのはオープンして1ヶ月後くらいの時でした。ターミナルの方で、1~2回訪問して、ご自宅で最期を迎えられました。で、また依頼がゼロの状態。訪問看護は報酬が振り込まれるのが2~3ヶ月先なので、従業員の給料が支払えないかもしれないと頭を抱えました。その時は2人の看護師に、最悪給料は何ヶ月無しで生活できるかと、腹を割ってお金のことも話しましたね。そしたら「3ヶ月くらいならいける!いや半年くらい!」って威勢よく返事が返ってきて(笑)危機的状況を理解しながらも、絶対にやってやる!という反骨精神で乗り切りました。

他の訪問看護とは違う点をつくる。

依頼をいただくために、他の訪問看護ステーションとの差別化として
①24時間365日訪問
②どんなご依頼も断らない
③緊急訪問時は救急車より早く行く

を心がけていました。朝8時でも、夜中の3時でも依頼があれば訪問に行っていた。緊急で訪問の依頼が来ると3人で「私が行く!」「いや私が!」という状態。すると“リカバリーならどんな依頼も引き受けてくれる”とケアマネジャーさんから信頼していただけるようになったのか、徐々に訪問の依頼が増えていきました。

訪問看護師の後ろ姿

スタートアップメンバーが訪問看護ステーションの運営を自分ごと化できているか(当事者意識があるか)、目標を共有できているかどうか。今思えばこの2つが訪問看護ステーション立ち上げを乗り越える大きなポイントだったと振り返っています。

 

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インタビューの続きは次回更新は来週水曜日を予定しています。

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