2018.10.10 |
先日、リカバリーではフィジカルアセスメントの勉強会を実施しました。
季節の変わり目で風邪を引きやすくなったり、寒さで体が動きにくくなることで転倒したりといったケースも想定される中、“自分が訪問している時に利用者様が急変したら”というときにもフィジカルアセスメントを知っていることで冷静な対応をしたいものです。
訪問看護におけるフィジカルアセスメントの悩みとして「動脈硬化があり脈が計測しにくい」「いつもとバイタルの数字が異なり、リハビリを実施してもよい体調かどうか迷ってしまう」などが挙げられます。
フィジカルアセスメントは、第一印象と、生命維持に必要な要素を正しく理解することに始まる、と上達のポイントを教わりました。
勉強会では事例の映像を元に、フィジカルアセスメントを実践!アセスメントした内容を言語化していくことも、良いアセスメントのトレーニングになるそうです。
そのほか、こんなフィジカルアセスメントも習いました。みなさんはいくつご存知ですか…!?
ABCDEアプローチ
qSOFA
SAMPLE
OPQRST
FAST
また、腹痛、脱水や感染症の疑いがあるときのアセスメントなど、すぐに実践できるようなアセスメントを学ぶ機会となりました。
さて、リカバリーでは今回のフィジカルアセスメントで勉強会開催10回目を迎え、年内最後の勉強会となりました。
1年通して学んできたことを実践しつつ、来年もスタッフの声を反映した勉強会を実施していきたいと思います!