訪問看護スタッフブログ

2019.05.9 |

急変時対応について勉強会を行いました!


柴山看護師

平成最後の社内勉強会となった4月は、急変時対応について社内で勉強をしました!
講師は4月から訪問看護ステーション リカバリー管理者に就任をした柴山看護師。
今回のブログでは勉強会の内容の一部をまとめました。

柴山看護師

目次

1 急変とは

急変とは、状態・様子が急に変わることを言い、疾病や組織・臓器などの障害で、心肺停止、意識障害、嘔吐、胸痛などが急変の症状、状態として挙げられます。
これらの急変対応は疾病や状態の重症度に関係なく、速やかに対応しなければ短時間で命が絶たれる緊急事態です。

1-1 急変には前もってサインがある!

急変前は、利用者様が何かしらの症状を発していたり、いつもと何か違うサインを出している事も数多くあります。しかし、利用者様のちょっとした変化は「注意深く観察してもよく分からないもの」「注意深く観察すればわかるもの」「意図的に観察すればわかるもの」まで種々存在します。

1-2 訪問看護師が身につけたい「アセスメント能力」と「急変予測・対応」

利用者様の変化に気づき「急変前のサイン…?」「これって急変状態?」と判断できるようになるには、日々アセスメント能力を磨き、知識を養う必要があります。
なぜなら訪問看護は病院とは異なり、利用者様に会えるのは週に1回や3回という頻度です。小さな変化に意識的に気づき、訪問看護師として次回の訪問日までに利用者様やご家族が安心してご自宅でお過ごしいただくための環境を整えることも、訪問看護師としての仕事の1つと言えます。

熱心に聞き入る看護師
新人看護師さんも熱心に聞き入ります

2 訪問看護師なら知っておきたい急変時対応

訪問看護師なら対応する可能性のある急変時対応2つをここでは紹介します。
※訪問看護ステーション リカバリーとして実施している急変対応です。各ステーションで急変時対応はマニュアル化されていることがありますので、所属ステーションの指示に従うようにしましょう。

2-1 心肺停止時、まずは主治医に確認を!

自身が訪問に行った際に、心肺停止、意識がない、呼吸をしていないといった状態の時ですが、救急搬送をするかしないかは、まずは主治医に確認を取ります。なぜなら、こうした際に延命措置をとるか・とらないのか、については主治医とご家族で取り決めをしている場合があるからです。

2-2 社会死の第一発見者になったら

こちらも訪問看護師であれば、直面する可能性があるのが利用者様の社会死です。
社会死とは、医師の診断を仰ぐまでもなく、体の状態から誰が見ても判断できる死のことで、法的には死亡診断は医師のみが行いますが、ミイラ化している、頭部の損傷が激しいなどで、蘇生不可能と思われる状態をいいます。
社会死の疑いがある利用者様の第一発見者となった場合、まずは救急車を呼ぶことになりますが、要請しても搬送されない場合もあります。この場合、警察が介入し、第一発見者は事情聴取となります。上司にあたるリーダーにすぐに電話で状況を相談し、必要に応じてその後の訪問調整も検討してもらいましょう。

利用者様の原疾患等により起きる急変はさまざまです。訪問看護ステーションによっては急変時対応フローを独自に作成しているところもありますので、それに従い対応できるようにしておきたいですね。

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