2018.07.23 |
訪問看護ステーション リカバリーです。リカバリーで働くスタッフのことを知ってもらうべく始めたスタッフ紹介。
第4回目は看護師の橋本さんです!
リカバリーに入社を決めた理由は?
看護師2年目のときに術後自宅退院を目指していた患者さんを受け持ちました。自宅退院にむけて初めて退院支援を意識して関わる中で患者さんの自宅に帰りたいという思いや不安に対して、先輩に相談しながら日々の関わり方を模索したと同時に楽しさを感じたことをよく覚えています。それをきっかけに在宅への興味を持ち「1人1人に向きあえる、寄り添った看護をしたい」という思いが強くなり、その時に出会ったのがリカバリーでした。そして会社の理念の1つでもある「もうひとりの家族」に共感し、同じ思いをもったスタッフと一緒に働きたいと思い入社を決めました。
訪問看護をやっていてよかったと思ったエピソードはありますか?
リカバリーに入社してすぐに在宅で初めてのターミナルのご利用者様Aさんを担当しました。
最期をご自宅で迎え、後日ご自宅に伺った際、ご家族から言われた、今でもよく覚えている言葉があります。
「自転車の音、ドアの開け方で今日は誰が来るのかなと思ってたみたいです。だんだん意識が朦朧となり、誰が誰なのかは最期は分からなくなってしまったけれど、誰かしらは決まった時間に来てくれることは憶えていて”みんな家族みたいだね”と生前おじちゃんと話をしていました。おじちゃんにこんなにもたくさんの人が関わってくれて本当にありがとうございます。感謝してます。」
生前のAさんの写真や思い出の物を一緒に眺めながら様々な思いを、涙を流しながら話をして下さいました。
在宅では医師、看護師、リハビリ、ケアマネジャー、ヘルパー、マッサージ、福祉用具といったたくさんの人がチームとして関わります。その人の生活の一部に私達チームがいる、そんな家族みたいに寄り添った関わりができるのは在宅だからこそだと思います。
また、私達は訪問から事務所に帰ってくると、ご利用者様について「今日はこうだったよ」「これはどうしていく?」といったコミュニケーションを通して、スタッフのたくさんの笑顔があります。もっとたくさんの人に在宅の楽しさを知ってもらえたらと日々思っています。