看護師のモチベーション回復で必要なのは2つだけ!4つの例で徹底解説

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看護師のモチベーション回復で必要なのは2つだけ!4つの例で徹底解説

多くの場面で耳にするモチベーションとは何なのか、考えたことはありますか?

よく先輩や上司から「モチベーション下がってるんじゃない?」と言われた人や、自身でもモチベーションの低下を実感している人もいるのではないかと思います。

自分では頑張っているつもりでも、そう言われてしまうと不安になってしまいますよね。

今回は「モチベーション」そのものについて詳しく説明すると共に、看護師のモチベーション低下にありがちな要因4つの例を使って、すぐに始められる解決方法をご紹介いたします!

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1 モチベーションについて看護師が意識すべきこと2つ

看護師にとって、高いモチベーションの維持は日々の勉強と同じくらい大切です。
しかし、日々の忙しい業務をこなしながらモチベーションを高く保ち続けるのは難しいですよね。

人の命に携わる看護師にとって、機動力となるワークモチベーションは常に高く保っておきたいものです。そもそもモチベーションとは「動機づけ目的意識」のことを指し、やる気等といった漠然とした言葉とは違う意味を持っています。

そしてこのモチベーションには2つの種類があります。

・外発的動機づけ

・内発的動機づけ

簡単に説明しますと、外発的動機づけは「AをやるとBという報酬がもらえる」といった外的報酬を目的に行動していることを指し、逆に内発的動機づけというのは「Aをやっても報酬は無いが、Cという経験を得られる」という内面における興味や関心が行動につながっていることを指します。

外発的動機づけはモチベーション維持において強い効果をもたらしますが、慣れてきた時や結果を出せなかった場合には効果が薄まったり持続性が弱まってしまうため、一時的なものだと捉えてください。

一方、内発的動機づけは自発的な興味や関心が原動力になります。活動そのものに対しての興味や関心が最初から高い状態で行動でき、報酬を目的としていないので外発的動機よりも持続性があります。

つまり高いモチベーションとは、やる気という漠然としたものではなく、強い興味・関心だと考えてください。

看護師として長い人生を歩む皆さんには是非ともこの2つの動機づけをうまく使って、モチベーションを保っていただきたいのです。


2 高いモチベーションの維持にはON/OFFの切り替えが重要

前項では「モチベーション」そのものについて説明しました。しかし、それが何かわかったからと言っていきなりモチベーションが高くなるわけではありません。

看護師としての高いモチベーションを維持する上で、ON/OFFの切り替えはとても大切な土台となります。

いくらモチベーションの保ち方を用意したところで、常に仕事のことを頭に置いていては意味がありません。休むときは休み、働くときは働くといった頭の切り替えを徹底して身につけることが、長い看護師人生においては重要です。

看護師のON/OFF切り替え例

・靴を履き替えたら仕事のことは考えない

・家の中で患者さんのことは思い出さない

・プリセプターから出された課題は○時まで、と決める

些細なことの積み重ねですが、そうして生活に染み付いた習慣は簡単には抜けません。逆に言えば、ずっとON/OFFを身に着けられないままでいると慢性的な疲労感から抜け出すことが難しくなるのです。

どれも気づいたその日から始められるので、モチベーション維持のためにも一度自分のライフスタイルを見直してみましょう。


3 こんなときどうする?モチベーション回復方法:外発的動機づけ

この章では、具体的な外発的動機づけでの解決方法を、看護師にありがちなモチベーション低下例を挙げて紹介していきます。

・忙しさによるプライベートタイムの質の低下

・看護師としての伸び悩み

この2つは比較的解決しやすい悩みではありますが、慢性化すると「看護師」そのものの職に嫌気が差してしまうので早めに解決していきましょう。

3-1 忙しすぎてプライベートを充実させられない

プライベートタイムの充実がモチベーションに直結している人も多いでしょう。

日々の残業や不定期な休みに急なシフト変更。病棟勤務の場合は夜勤まで…..へとへとになって帰れば趣味のことを考える余裕すらなくなってしまいますよね。そんなときは『一人の時間』を充実させてみるのもいいかも知れません。

自宅にいながら、スマホ一つで充実させる方法2つをご紹介します!

・サブスクリプションの活用

・自分への定期的なご褒美

3-1-1 サブスクリプションに登録!自分時間の質を上げる

モチベーションの低下は雑になってしまった私生活からくることもあります。

「掃除しなきゃいけないけど勉強もしなくちゃ」

「新しい趣味を始めたいけれど準備する時間がない」

なんて人におすすめなのがサブスクリプションです。ちょっとの手間を少額で解決できるだけで日々のパフォーマンスは上がります。

「必要だけど、やりたくない」が無いだけで精神的にも時間的にも余裕ができます。そうしてできたスキマ時間に勉強してもいいですし、ゆっくり休息をとることも可能です。

興味の対象に時間を割けるというのはモチベーション維持には大変効果的ですので、自分の時間がない人にこそサブスクは活用していただきたいです。

すでに音楽や映画のサブスクを利用している人も多いと思いますが、今回は数あるサービスの中から筆者がオススメの3つをご紹介いたします。

おすすめサブスクリプション3選

・家電

・クリーニング

・お酒

家電

掃除、特に皿洗いや掃除機がけを面倒に思う人は多いのではないでしょうか。しかし一人暮の場合わざわざ食洗機や掃除ロボットを買うのは気が引ける。そんな人にオススメなのが家電のサブスクです。一ヶ月1,000円ほどでレンタルできる最新家電もあり、調べる手間も買いに行く暇も無いくらい忙しい看護師さんにはピッタリです。

クリーニング

白衣などは汚れも目立ちやすく、常にきれいに保っていることが求められる看護師さんにオススメなのがクリーニングのサブスクです。

手間と時間のかかる洗濯も、クリーニングのサブスクでは自宅へ集荷・発送してくれるので空き時間にダンボールに詰めればおしまいです。

手洗い推奨のおしゃれ着やアイロンがけ必須のシャツもすべて任せることができ、会社によっては毛玉取り無料など細やかなケアも格安で受けることができるので常に清潔な衣服で業務に取り組むことができます。

お酒

友達と飲みに行くことが楽しみで仕事を頑張っている人にとって、この自粛期間はツライですよね。昨今オンライン飲み会の普及に伴い、お酒のサブスクもサービスが充実してきました。

疲れた体でお酒を買って帰るのは重たくて大変、市販のお酒はそろそろ飽きた、なんて人にオススメなのがお酒のサブスクです。珍しいお酒やおつまみが届くので、大人のリフレッシュにはもってこいです。

3-1-2 自分へのご褒美を買う

これは典型的な外発的動機づけによるモチベーションアップ方法になります。

最後に自分を褒めてあげたのはいつですか?

普段はなかなか手が出せない「ちょっといいもの」を買って、いつも頑張っている自分を定期的に褒めてあげる習慣をつけるのも、心労を癒やす大きな手助けになります。

買いに行く時間がない場合はネットでお取り寄せするのも、届いたときを想像する楽しみがあり、気持ちを前向きにさせてくれます。

3-2 看護師としての伸び悩み

看護師としての伸び悩みは酷くモチベーションを低下させます。働き始めて数年も経てば、一通りの業務を一人でこなせるようになり、後輩の指導に当たることも少なくはありません。

統計学的に言えば、入職して4ヶ月経てば多くの人が「慣れ」を実感します。仕事に慣れるということは大変いいことである反面、「飽き」にも直結してしまうのです。

特に3年目以降、業務を単調に感じてしまったり、新人時代ほどの刺激がなく、職場へ物足りなさや、他人との比較に看護師として伸び悩んでいると感じている人が増加します。働けば働くほど直面しやすい看護師としての伸び悩みを解決する方法として、以下の2つをご紹介します。

・異動願いを出す

・勉強会に参加する

3-2-1 思い切って異動願いを出す

病棟勤務の看護師であれば、異動を打診してみましょう。

大きな病院だからこそ転職せずに新しいフィールドで挑戦することが可能です。

一つのところに留まっているときは見えなかった新たな看護観の獲得にもつながります。自分の看護に対する課題が見えることにより、これまで以上に意欲的に仕事や勉強に打ち込むことができるでしょう。

3-2-2 勉強会に参加する

何をしていいのか分からなくなってしまったら、勉強会やセミナーに参加してみましょう。勤務先の勉強会である必要はありません。企業主催のオンラインセミナー等、1時間から参加できるものも近年では増えてきています。

ここで重要なのは「自分で選んで」参加することです。現在勤務している分野や診療科でなくても、とにかく気になったものに参加しましょう。

人間というのは非常に共感能力や適応能力が高く、関心の高い分野で他人が真摯に勉強に取り組む姿をみると次第に「自分も勉強したい」と思うようになります。

こうした向上心の芽生えは自己肯定感を上げ、伸び悩んでいる現状に対しても前向きに捉えることができるようになり、自己の成長につなげることができるようになるでしょう。


4 こんなときどうする?モチベーション回復方法:内発的動機づけ

この章では、具体的な内発的動機づけでの解決方法を、看護師にありがちなモチベーション低下例を挙げて紹介していきます。

・人間関係の複雑さ

・看護師としての自信の喪失

この2つの悩みに共通するポイントは「いかに自分自身を客観的に分析できているか」になります。

長期的に向き合うべき課題ですので、内発的動機づけにうまく結び付けられるように以下の方法を試してみてください。

4-1 人間関係の複雑さ

職種を問わず、人間関係が複雑で煩わしいと感じる人は多いです。

その中でも看護師の仕事はどんなときも対面で行うことがほとんどです。相手は同僚だったり、医師だったり、患者さんやご家族だったりと様々で、求められる対応も人によって全く違うこともよくあります。

自分が「これだ!」と思って対応しても成果を得られなかったり、相手によってはギクシャクしてしまうこともあるでしょう。

こうしたネガティブな状況に意識を向ける状態が続いてしまうと、本来だったらもっと看護に集中できたのに、とモチベーションの低下にも繋がってしまいます。

そんなときに実践していただきたいのが以下の2つです

・リフレーミング(心理学NLP)

・定期的に誰かに相談する

4-1-1 リフレーミングで視点を変える

リフレーミングとは、コミュニケーション心理学において出来事の枠組み(フレーム)を組み替えることにより、これまでとは別の視点をもたせることを言います。

例えば、「いつも怒られてばかりだ」と相手を疎ましく思う出来事が起こったとします。

そんなときに、怒られたという主観的立場で物事を把握するのではなく、「○○をしたから怒られた」「△△ができないから怒られている」という客観的な視点をもつことにより、怒られたという単純な経験でなく次に活かせるきっかけを得ることができるのです。

ですので、人間関係において疲労感を感じてしまうシーンでは、一度ぐっと堪えて落ち着けるタイミングでその時の出来事をリフレーミングすると、モチベーションの落ち込みを成長につなげることができます。

4-1-2 定期的に誰かに相談する

漠然と人間関係に疲れてしまった時は、家族や友人、頼れる相手に相談してみてください。

ポツポツと愚痴をこぼしていくと、「なんとなく不安だった」から「○○が嫌い/不安要素だ」と原因を言語化することができます。また、自分ではうまく言語化することができなくても相手から「それってこういうこと?」と客観的に指摘されれば気づくこともできるのです。

自分が何を不安だと思っているのかわからないと、どう行動していいかわかりませんよね。

しかし、一つひとつの悩みや不安を明確な言葉に置き換えていけば自分がどうしたいのか、何をすべきなのか目的が明確になります。

目的やゴールが見えれば、あとはどうやって解決するか(モチベーションを維持するか)考えましょう。

4-2 自信がなくなった

働き始めれば看護師としての自信を喪失することもあると思います。

勤務時間が長く、とにかく作業量の多い看護の仕事。中でも患者さんの身体ケアや心無い一言に心の傷は増えるばかりで、だんだん出勤するのが億劫になるなんてことも少なくありません。そんなときは次の2つを試してみましょう。

・思い出貯金

・目標をたくさん立てる

それでは上記2点について、詳しく見ていきましょう。

4-2-1 思い出貯金をしてみる

思い出貯金とは、読んで字の如く、プラス要素の思い出を形に残していくことです。

手帳でも、スマホでも、カレンダーでも構いません。患者さんやそのご家族、同僚からかけられて嬉しかった言葉を残します。そして気分が沈んでしまったときはそれを見返してみましょう。

たったそれだけ?と思うかもしれませんが、人間にとって嬉しかったことの追体験というのは、本人が思っている以上に落ち込んだ気持ちを上昇させてくれます。日々の業務の中に嬉しかったことは埋もれがちですが、それはあまりにも勿体無く、仕事における満足度の低下、ひいてはモチベーションの低下に繋がります。

また、少しずつ思い出を貯金することで、半年、1年と経った頃には「自分はこんなにたくさんの人と関わって仕事をしてきたんだ」と成長を感じるきっかけにもなりますので、毎日5分でもいいので、自分の中に眠っている素敵な思い出を起こしてみてください。

4-2-2 大きな目標の達成にむけて小さな目標をたくさん立てる

自信を失ってしまったときこそ、小さな目標をたくさん立ててみましょう。

看護師になった時、皆さんはご自身でどんな看護師になりたいか目標を立てたと思います。「患者さんに寄り添える看護師」であったり「臨機応変に対応できる看護師」であったり様々ですが、おそらくどれも今すぐ達成することはできない目標ばかりなのでは無いでしょうか。

実際に働き始めると業務に勉強にと忙しすぎて、当初の目標を見失いがちになってしまいます。そこで是非行っていただきたいのが達成に向けた小さな目標をたくさん立てることです。

その際に重要になるのが、設定する目標の難易度を徐々に上げていくことです。

例えば「配膳/下膳時に患者さんへの声掛けを行う」や「この疾患でよく処方される薬を覚える」といった、今の自分が意識して行えばクリアできるレベルの目標を立てましょう。

一つ一つは小さなことであっても、積み重なった経験値は確実に自身を成長させてくれますし、着実に目標に近づいていると思えばモチベーションも高い水準で維持できるでしょう。


5 どうしても今の職場でモチベーションを保てないなら転職もあり

それでも、どうしても今の職場環境ではモチベーションを保てない!

そんなときは最終手段として、転職してしまうというのもアリだと思います。

転職に踏み切るときは、必ず自分にとってプラスの経験になるような、ポジティブな転職をしましょう。

その際に注意していただきたいのが、自分にできることをやらずに、目先の損得勘定だけの転職。失敗しないためにも、次の2点について注意が必要です。

・今の職場でやり残したことはないか

・今よりも自分に適した環境を調べる

5-1 今の職場でできる経験は全て済ませる

転職してからやり残しに気づく看護師は少なくありません。特にリーダーの経験に関しては、「やっておけばよかった……」と思う人が多いようです。

新しい職場では、これまで積み上げてきた信頼がリセットされます。技術に対する信頼を得ることに時間はかからなくても、人間性に対する信頼は日々の積み重ね。

特に、売り手市場とは言われる看護職であってもリーダー経験の有無は待遇面でも大きな差別化に繋がります。

ですので、転職を考える場合は一度落ち着いて今の自分の環境についても考え直しましょう。

5-2 似たような職場環境は選ばない

当然ですが、今の職場と似たような場所は選ばないようにしましょう。同じ轍を踏まないためにも自分が転職に踏み切るきっかけとなったポイントを抑えた職場探しが重要になってきます。

その上で、下記2点も考慮して転職先を探すと良いでしょう。

・待遇面

・教育制度

待遇面

求人に載っている情報がどれほど具体的であるか、しっかり確認しておきましょう。

最低でも提示されているモデル給与の内訳年間休日日数賞与実績が何ヶ月分支給か社内アピールの具体性の4点が詳細に記載されている求人は信頼できます。

教育・フォローアップ制度

経験者に対する研修制度等が整っていないところは避けるが吉です。

求人に経験者募集を載せていても研修等について書かれていない病院はオススメしません。経験者であっても環境に慣れるまでは時間がかかります。新人ほどの研修は無いにしても、しっかり日常業務に関してもフォローアップしてくれる職場を選びましょう。


6 まとめ

患者さんは医師ではなく、看護師であるあなたが最後に接した医療従事者であり、自身の状態を自分以上に知っている人だと認識します。患者さんだけでなく、そのご家族も最終実施者であるあなたを全面的に頼ってくることもあるでしょう。

そうしたときに求められるのが、患者さんや医療・看護に対する強い興味や関心に起因したモチベーションです。

この継続的な高いモチベーションこそがクリティカルケアに繋がると言っても過言ではないでしょう。ですので、モチベーションの低下を感じてしまう前に日頃から予防としてON/OFFの切り替えを意識すると共に

・外発的動機づけ

・内発的動機づけ

この2つを上手に使って効率よくモチベーションを維持していきましょう。

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