看護師のいじめの具体的な内容と対策まとめ!

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看護師のいじめの具体的な内容と対策まとめ!

職場における人間関係の悩みは様々な業種・職種で見られますが、なかでも看護師は人間関係に悩む職場も多く、いじめにまで発展するケースも少なくありません。

看護師として働いている方のなかには、同僚の看護師からのいじめに耐えながら職務を全うしようと努めている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、看護師の職場にいじめが多い理由や、看護師の職場で多く見られるいじめの内容について解説します。

いじめられた場合の対応も併せて確認し、人間関係における悩みを少しでも減らして看護師本来の業務に集中できるようにしましょう。

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1.看護師の職場でいじめが起こる理由

本来あってはならないことですが、残念ながら職場でいじめが発生することは珍しくありません。看護師も例外ではなく、次のような要因から職場でのいじめが起こりやすいと考えられています。

■看護師の職場でいじめが発生する要因

・気が強い人が多い

・人間関係のトラブルが発生しやすい

・多忙さによるストレスのはけ口を求めてしまう

・女性が多い職場である

ここでは、看護師の職場でいじめが発生する理由について詳しく解説します。いじめに対して適切な対応をとるためにも、いじめが発生しやすい要因をふまえて自分や周囲の状況を分析・把握しましょう。

1-1.気が強い人が多い

看護師は患者さんの命や健康に直接関わることの多い職業です。

職場にもよりますが、少しのミスが患者さんを命の危険に晒してしまったり、患者さんの死に立ち会うことが多かったりするなど、精神的に大きな負担を抱えることも珍しくありません。

また、看護師として、医師や同僚の看護師、患者さんなどにはっきりと物事を伝えなければならないシーンも多くあるでしょう。このような状況が多い看護師の仕事を長く続けようとすれば、大なり小なり性格的に強気にならざるを得ません。

気が強く自分の芯がしっかりしている方は、「ミスをしないように」「過酷な状況でも普段どおりの仕事ができるように」と自分を奮い立たせることができるといった魅力があります。

しかし、なかには物事をはっきり言うことが苦手な方や経験の少ない方に対してイライラを感じてしまう方もいます。
このイライラが積み重なることで、いじめに発展してしまうケースも多く見られます。

1-2.人間関係のトラブルが発生しやすい

人間関係のトラブルはどのような業界の職場でも発生する可能性がありますが、看護師の職場では特に人間関係のトラブルが起こる頻度が高いといわれています。

それでは、看護師の職場における人間関係のトラブル事例にはどのようなものがあるのでしょうか。

■看護師の職場で見られることが多い人間関係のトラブル事例

就職・転職したばかりで、その職場での仕事をスムーズにこなせなかった

就職したばかりの新人看護師や、転職したばかりの中途入職看護師は、その職場での仕事内容や業務の手順、細かなルールを把握しきれていないため、スムーズに仕事をこなせないことも少なくありません。

職場での業務内容やルールなどを優しく教えてくれる上司や看護師がいればトラブルに発展することはほぼありませんが、人手不足などから細やかな新人教育まで手が回らない職場もあるのが実情です。

 経験などが短いことで仕事がスムーズにできないことを「あの人は仕事ができない」と決めつけてツラく当たったり強く叱責したりする看護師がいると、いじめに発展してしまうこともあります。

他職種との協力体制を築けなかった

看護師が活躍できる職場には、介護施設や保育園など医療機関以外の職場も多数あり、介護士や保育士など他の職種の方と一緒に仕 事をする機会も多くあります。

それぞれが自身の職域について理解し、互いに協力し合える体制が整っていればよいのですが、「看護師だからといって介護(保育)を手伝ってくれない」「看護師として尊重してくれない」といった認識のずれから、いじめが始まってしまうこともあります。他の職種の方と同じ職場で働く場合は、それぞれの職種の業務範囲について理解を深めておくことが重要です。

排他的な職場もある

固定の職員で何年も稼働していたクリニックなど、すでに人間関係が構築されている職場に新しく入る場合、雰囲気になかなかなじむことができないこともあります。

職場になじめるよう配慮してくれる方がいれば安心ですが、排他的な方がいる場合「異分子」「よそ者」としていじめに発展してしまうケースも見られます。

価値観の違いによるすれ違い

看護師は、結婚や出産といったライフステージが変化しても比較的働き続けやすい職業であるため、職場には幅広い年齢層の看護師がいることも珍しくありません。

ベテラン看護師から知識や手技を学べるといった利点もありますが、ジェネレーションギャップや価値観・看護観の違いから認識のずれが発生することもあります。「あの人とは気が合わない」と感じる機会が増えると、いじめへとつながってしまう場合もあるようです。

看護師の職場では、ささいなことが起点となって人間関係がこじれてしまう場合があります。

「職域について理解を深める」など対策をとれる場合もありますが、ジェネレーションギャップなど自分では対策をとりにくいケースもあるため注意しましょう。

1-3.多忙さによるストレスのはけ口を求めてしまう

看護師はミスが許されない仕事を多数抱えており、勤務時間中はほとんど休むことなく動いていることがほとんどです。

多忙を極める仕事である上に、病棟勤務場合は「シフト勤務で不規則な生活になりやすい」「夜勤やオンコールもあって忙しい」クリニック勤務の場合は「看護業務以外の雑務もこなさなければならない」などストレスがたまりやすい働き方をしている方も少なくありません。

ストレスがたまると攻撃的な言動・行動をとるようになる方も多く、業務の中でストレスがたまってしまい、強く言うことが癖になってしまう方もいます。

ストレスがたまっているからといって、いじめなどで他者を攻撃することはもっての他ですが、特に注意をしやすい新人看護師がストレスのはけ口となってしまうことがあるため注意が必要です。

1-4.女性が多い職場である

男性看護師の数も増えてきましたが、看護師の人数は男性よりも女性が圧倒的に多いため、自然と女性の多い職場になりがちです。女性が多い職場では、「出産や育児に理解がある」「更衣室や仮眠室を使いやすい」などのメリットもあります。

しかし、女性特有の嫉妬心などの感情やコミュニティー観から、自分にとって脅威となる人を敵として排除しようとする方も少なくありません。

■女性が多い職場でいじめが起きやすい理由

過去の経験からの被害者意識

過去に職場で先輩などにいじめられた経験がある方は、後輩にも同様のいじめを行ってしまう場合があります。

「私が若いころはもっとひどくいじめられた」などの被害者意識から後輩へのいじめを正当化する方もいますが、いじめ被害者となった経験から「自分は後輩に優しく対応しよう」と思っていても、自分は優しい指導を受けていないため適切な指導方法がわからず、いじめ加害者と同じような指導となってしまうケースも見られます。

仕事関連での女性特有の嫉妬心

社会で働く方の中には、「仕事で認められたい」「仕事で高い評価を得たい」と感じる方も多いでしょう。看護師でもこのように感じて専門知識を身につけたりスキルを磨いたりと、自己研鑽を積み重ねている方も多いのではないでしょうか。

 しかし、「承認されたい」という気持ちが強い女性の中には、自分を高めるのではなく相手の評価を下げることで相対的に自分の評価を高めたいという方もいます。

嫉妬心が強く、「自分よりも高評価な人は気に入らない」という方もいるので注意が必要です。

相手が自分の味方か敵かを判別

自立心が強く1人でも行動できるタイプの女性も多数存在しますが、女性は男性よりもグループを作りやすい傾向があります。

自分にとって心地よいグループを維持するために、同僚を味方か敵か判別し、敵とみなせばいじめによって攻撃して排除しようとするケースも多く見られます。


2.看護師のいじめで見られることの多い内容・いじめ方

看護師の職場では、「気が強い人が多い」「ささいなことから人間関係のトラブルが起こりやすい」「多忙によるストレス」「女性特有のトラブルも多い」といったように、いじめが発生しやすい要素が複数存在します。

それでは、看護師の職場で見られることが多いいじめにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは看護師のいじめに多く見られるいじめ方(いじめのパターン)や内容について紹介します。

2-1.パワハラ

いじめの首謀者が上司や立場の強い先輩などである場合、「無理難題な指示をされる」「理不尽なことで怒られる」などのパワハラが行われることがあります。

■パワハラの定義

・上司や先輩といった地位・優位性を利用している

・業務の適正範囲を越えた指示や命令をする

・相手に精神的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させたりしている

 上記の3つの行為が同じ相手から継続して行われている場合は、パワハラを受けているとみなせます。

実際に行われている看護師のパワハラ事例を参考に、自分が置かれている状況を整理してみましょう。

■看護師のパワハラ事例

・指示がコロコロ変わる

・ミスをしたら大勢の目がある場所で必要以上に叱責する

・大量の仕事を1人に押し付けて手伝わない

・他の同僚よりも明らかに夜勤の数が多い

・退勤直前に他の人でも対応可能な仕事を渡して残業させる

このような状況が続いている場合、パワハラを受けているとしてしかるべき部署・機関に相談することが大切です。

どのようなパワハラを受けたか、パワハラを受けた日にちやいじめの内容を録音やメモなどによって記録し、証拠を集めておきましょう。

2-2.悪口・陰口・無視

周囲から悪口や陰口を言われたり、無視されたりすることは、学生時代に経験したことがある女性も多いのではないでしょうか。

「遅刻が多い」「ミスが多い」といった悪口・陰口の場合は自分で改善できるポイントもありますが、「性格が合わない・気に入らない」といった内容の悪口・陰口には対応することも難しいでしょう。

 また、個人または集団で無視されると、精神的に傷つくだけでなく、情報共有や連携が難しくなるため業務に支障をきたす恐れもあります。

看護師の業務に集中するためにも、悪口や陰口の原因が自分で解決できるものであれば対応し、自身に原因がない場合は総務や人事といった部署に相談してみましょう。

2-3.仕事のミスを責める

長期間同じ職場で働き、その職場での仕事をスムーズに進められるようになった看護師の場合でも、ささいな出来事からいじめのターゲットとなってしまうと、小さなミスでも責められるようになってしまいます。

患者さんの命や健康にかかわるミスではなく、例えば使用した設備を戻す場所が定位置から数cmずれていただけでも、「この職場で何年看護師をやっているの?」「新人の子のほうがマシだわ」と今までのキャリアを否定するような責め方をされることがあるため注意しましょう。

また、いじめがエスカレートすると、場合によっては自分の仕事をこなしているだけであるにもかかわらず、難癖をつけてくる方もいます。

一生懸命業務を行えば「上司や患者さんから同じ働きぶりを求められる・比較されるからやめて」と言われたり、仕事を進めるペースが遅い日があれば「私の仕事を増やさないでよ!」と怒鳴られたりと、理不尽に責めてくる方も珍しくないのが現状です。

2-4.盗難・持ち物を隠す

シューズやボールペン、財布、スマートフォン・携帯電話などといった持ち物を盗まれたり隠されたりすることも、看護師の職場におけるいじめでよくあることの1つです。

交代制勤務の職場では犯人が特定しにくく、上司や先輩に相談しても「私物の管理も自分でできないの?」「鍵のかけ忘れはなかったの?」など、被害に遭った方が責められることも少なくありません

同僚全員がいじめに加担している場合には、隠されたものや盗んだものが返ってくる可能性も低く、問題解決も難しいでしょう。

2-5.新人・転職看護師へのいじめ

看護師の職場で起こるいじめは、ささいなことからいじめへとエスカレートしたケースも多く、誰もがいじめの対象になる可能性があるといっても過言ではありません。

なかでも、「新参者」「部外者」として扱われやすい新人看護師や、転職で中途入職してきた看護師はいじめの対象になりやすいため注意が必要です。

■新人看護師・中途入職看護師に対するいじめ事例

・新人看護師にナースコールや夕方の緊急入院の対応、救急受け入れの準備など、柔軟な対応が必要で特にミスが許されない業務ばかりを担当させる

・初めて行う業務を指導・サポートをつけずに1人で担当させる

・職場特有のルールや暗黙の規則を教えない

特に新卒で入職した看護師は、他の職場との比較ができないため、「看護師の職場はこのようなものだ」と我慢してしまいがちです。指導してもらえない・質問させてもらえない」「いきなり業務を任される」などは新人いじめであるケースが多いため、両親や友人といった身近で信頼できる人物や、しかるべき部署・機関に相談してみましょう。


3.まとめ

看護師の職場は「気が強い人が多い」「人間関係のトラブルが起こりやすい」「ストレスがたまりやすい」「女性が多い」などといった理由から、いじめが発生しやすい職場といわれています。

看護師の職場では、ささいなことからいじめへとエスカレートする場合も多いため、誰でもいじめ被害者になる可能性があります。

「パワハラ」「悪口・陰口・無視」「ささいなミスを責められる」「持ち物の窃盗・盗難」「新人いじめ」といったいじめを受けた場合は1人で悩みを抱え込まず、信頼できる方や総務・人事といった部署やしかるべき機関に相談しながら心のケアを行いましょう。

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