看護師として夜勤無しで働きたい!夜勤無しの職場・年収を徹底解説!

夜勤中の看護師夜勤中の看護師

看護師として夜勤無しで働きたい!夜勤無しの職場・年収を徹底解説!


あなたは今まさに

「体力的に夜勤辛い!」
「ずっと夜勤続けないけないのかなぁ。。。できれば夜勤やりたくない」

と思っていませんか?

看護師といえば、「夜勤をする必要がある」というイメージが定着していますが、全然そんなことはありません。

夜勤無しで働ける職場はたくさんあります!!

どのような職場、働き方であれば夜勤をしなくてもよいのか、夜勤がない場合のメリットやデメリット、仕事内容と年収について紹介します。夜勤無しで働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

1 夜勤無しの看護師の仕事はたくさんある!

どのような働き方であれば夜勤をしなくてもよいのでしょうか。まず、夜勤をせずに看護師として活躍できる例を紹介しますので、確認しておきましょう。

1-1 無床のクリニック(外来のみのクリニック)

クリニックでは、主に医師の介助を行います。問診や採血、バイタルサイン測定、点滴、医療器材の消毒・滅菌、検査の説明などを任されることが多いです。

ベッド数が19床以下の医療機関が「クリニック」と定義されていますが、ベッドを持っているクリニックだと夜勤をしなければならない場合が出てきます。そのため、夜勤をしない場合は、無床のクリニック(外来のみのクリニック)を選択しましょう。

1-2 訪問看護

自宅で療養生活を送る方に対し、主治医が作成した訪問看護指示書に基づき医療処置や介護、健康状態の確認などを行います。訪問看護=高齢者のイメージが強いですが、小児から高齢者まで、幅広い年齢層の方が利用しています。また、患者様だけでなく、ご家族様に対しても相談に乗ったり、アドバイスをすることも大切な仕事です。

1-3 デイサービス

デイサービスは、高齢者が食事や入浴などのお世話を受けながら、可能な限り自宅で日常生活を送ることができるように支援する施設です。また、自宅で介護を行っている介護者の負担を減らす、家にこもりがちな高齢者が社会とつながる場を作るという役割も持ちます。

看護師は、利用者様の健康管理や服薬管理、創傷処置、血糖測定・インスリン注射などを行うことが多いですが、急変があれば急変時の対応や利用者さんの病院への付き添いも行います。また、最近は胃瘻や人工呼吸器などの高度な医療を受けながらデイサービスを利用される方も多くなっているため、これらの対応をすることもあります。

1-4 美容クリニック(美容整形外科、美容皮膚科)

美容クリニックには、整形手術を行っている「美容整形外科」と、ニキビ治療や脱毛などを行う「美容皮膚科」があります。どちらの施設も、看護師は電話対応や患者様へのカウンセリング、受付、レーザー照射、注射、器具の管理、清掃などが主な仕事内容です。

美容整形外科の場合、大規模な手術を受けた患者様は入院が必要となるため、夜勤が発生する場合があります。美容皮膚科の場合、手術が行われることはないため、夜勤はありません。

1-5 健診センター

健診センターは、定期検診やがん検診、人間ドックなどの健診を専門的に行っている施設です。

看護師は、検査をスムーズに受けることができるようにサポートしつつ、与えられた役割をこなしていきます。身長・体重測定や採血、聴力検査、腹囲測定など様々な役割に分かれて、それぞれが与えられた役割を行います。基本的に同じ役割をこなしていくため、採血担当であれば、1日で100人以上の採血をしなければならないこともあります。他にも、予約受付や結果のチェックなどの事務作業も大切な仕事です。

1-6 産業看護師

規模の大きな企業では、社内に保健室や健康管理室を構えていることがあります。産業看護師は、産業医の診療の補助や健康診断の補助、職員に対しての健康管理や健康相談、メンタルヘルスの相談に乗るなど、職員が安心して働くことができるようサポートすることです。

1-7 保育所

子供は急な体調の変化やケガなどが生じやすいです。しかし、保育士だけでは、大勢の子供を担当しながら病気やけがの対応までをすることは困難です。保育士が子供の保育に専念できるよう、子供の健康管理を看護師が行っている施設が多くなっています。

主に体調管理やけがの対応、健康診断や歯科検診の介助、手洗いなどの衛生指導を任されますが、保護者への相談対応や病院受診の付き添いなどを任されることもあります。また、保育士のサポートも行い、子供の成長・健康を見守るという役割もあるのです。小児科での看護師経験がある方は、就職に有利な場合もあります。

1-8 治験コーディネーター

新薬開発の際に行われる「治験」を調整する担当者を、治験コーディネーターといいます。「治験実施計画書」をもとに資料作成や物品の準備を行い、被験者に渡す同意書等の準備も行います。また、スケジュール管理や体調管理、症例報告書の作成だけでなく、副作用が生じた場合の対応まで行わなければなりません。

治験コーディネーターになるためには、特に資格は必要ありません。しかし、医学・薬学・医療システムに関しての知識が必要であるため、医療関係の資格を持っている方が優遇されます。

2 夜勤無しのメリット・デメリット

夜勤をしなくても看護師として活躍できる働き方を紹介しました。では、夜勤をしない場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

【メリット①】体調管理がしやすい

夜勤がない場合、生活リズムを整えやすく、体調管理がしやすくなるというメリットがあります。

日勤も夜勤もこなす場合、生活リズムが乱れやすくなります。体調不良やストレスの増加、睡眠不足など、仕事に影響を及ぼしてしまうこともあるでしょう。

【メリット②】家族の時間を大切にできる

夜勤がない場合、日中は難しくても夜は家族の時間を確保することが可能です。

夜勤をしている場合、なかなか家族の時間を確保できない場合があります。また、小さなお子さんのいる方の場合、夜勤前後の仮眠や休息を十分に確保できないこともあり、負担が大きいでしょう。

仕事も家庭も大切にしたいと考えている方は、夜勤無しという働き方を検討してみましょう。

【デメリット①】給料が下がる

夜勤をしなければ、その分給料は下がります。2019年に日本看護協会が行った調査によると、「夜勤手当の平均額は、三交代制準夜勤で4,141円深夜勤で5,033円二交代制夜勤で11,026円だった」ということがわかりました。(参照:2019 年病院看護実態調査 

二交代制夜勤が採用されている病院で1か月あたり4回夜勤をこなしている場合、夜勤がなくなると44,104円収入が減ってしまうという計算になります。

仕事内容と給料が見合っていないと感じることの多い看護師の仕事ですが、夜勤をしないことで給料が下がると、さらに仕事内容と給料が見合っていないと感じてしまい、仕事に対するモチベーションが下がってしまうかもしれません。

【デメリット②】平日に休みがとりづらい

夜勤が無い場合、シフト制であれば平日も休めますが、クリニックやデイサービスなど「平日すべて勤務」となっている場合、土日が固定で休みになります。

用事があれば休み希望を出さなくてはなりません。頻繁に多くの休み希望を出すことで、職場の方から反感を買う可能性も考えられます。

「夜勤の次の日は休み」と設定されている病院が多いでしょう。そのため、夜勤明けが平日の場合、自然と平日に休むことができます。役所関係や銀行関係、お子さんの用事などの予定に合わせて夜勤を入れることで、平日にこれらの予定をこなしやすくなります。また、夜勤明けの2日後に休み希望を入れることでまとまった休みとなり、旅行や遠出もしやすくなるでしょう。夜勤が無い場合、こういった休みの取り方ができなくなります。

【デメリット③】スキルアップがしづらい

夜勤をしなければ患者さんの状態全てを把握することが難しくなります。また、少ない人数で仕事をする機会がないため、様々なスキルを身に着ける機会が少なくなってしまい、スキルアップが難しくなる可能性が考えられるのです。

反対に、夜勤を行うと、1日を通しての患者さんの状態を把握することができます。また、夜勤中は少ない人数で多くの仕事をこなす必要があるため、普段から行っている様々なケアや処置だけでなく、急変時の対応など多くのスキルを身に着けることが可能です。

スキルアップをしたい方には夜勤無しという働き方はおすすめできません。

【デメリット④】正規雇用の求人が少ない

現在、看護師不足が深刻化している状況で、常に多くの求人が出ていますが、正規雇用の求人の多くは「常勤」や「夜勤できる人急募」などで、夜勤無しの求人だとパートが多いです。

また、パートの場合は正規雇用の場合と比較すると、社会保険や退職金などの制度が十分に整っていない場合もあります。

夜勤無しという働き方は非常に魅力的ですが、正規雇用の求人がなかなか見つからない場合もあるということを、しっかり理解しておきましょう。

 

夜勤無しのメリット・デメリット  ~まとめ~
夜勤がないことは、体調管理がしやすい、家族の時間を大切にできるなどのメリットがある一方、夜勤手当分の給料が下がること、平日休みがとりづらい、スキルアップしづらいなどのデメリットがあります。また、看護師の場合、夜勤無しで正規雇用の求人が少ないこともあります。メリットとデメリットを天秤にかけた判断が必要です。

3 夜勤無しは看護師4年目以降で探そう

看護師キャリアの最初から「夜勤無し」はおすすめできません。できれば3年は夜勤を経験し、「夜勤無し」という働き方は4年目以降で探すようにしましょう。

とても魅力的な「夜勤無し」という働き方ですが、看護師の経験が浅いうちからこの働き方をすることは避けた方がいいでしょう。

先ほど紹介したように、夜勤を行うことで様々なスキルを身に着けることができます。多くのスキルを身に着けておくと、結婚や出産等で一度看護師を辞めた後も、再就職に有利となるでしょう。

しかし、夜勤をしていなければ十分なスキルが身につかず、再就職に不利となってしまうことも考えられます。

また、夜勤を経験していなければ、夜勤を行っている看護師の気持ちを理解することが難しいです。円滑な人間関係を構築するためにも、ある程度は夜勤を経験し、夜勤中の看護師の考えや気持ちを理解できるようにしておいた方が懸命です。

4 夜勤無しの職場の仕事内容と年収

平成30年賃金構造基本統計調査によると、看護師の平均年収は483万円となっています。(参照:看護師の総年収は483万円!手取り、賞与、残業代の全てを徹底解説【わかりやすいグラフ付き】

 では、最初に紹介した「夜勤無し」の職場の場合、平均年収はどれくらいなのでしょうか。都道府県や勤務年数などによって異なりますが、以下の表を参考にしてください。

職場

平均年収

クリニック

390万円(※1)

訪問看護

435万円(※2)

デイサービス

380万円(※3)

美容クリニック

587万円(※4)

健診センター

380万円(※5)

産業看護師

500万円(※6)

保育所

350万円(※7)

治験コーディネーター

410万円(※8)

 (参照:※1 クリニック※2 訪問看護※3 デイサービス※4 美容クリニック※5 検診センター※6 産業看護師※7 保育所※8 治験コーディネーター

大体の年収を紹介しました。続いて、それぞれの仕事に関して、向いている人・働く際の注意点を紹介します。併せて確認しておきましょう。

4-1 クリニック

〇クリニックでの仕事をおすすめしたい人

勤務する曜日や時間が固定されている場合が多く、急な残業が発生しにくいため、仕事と家庭の両立をしたい方におすすめの職場です。

〇注意点

クリニックによっては、看護師が電話対応や掃除、備品の管理なども行わなくてはなりません。また、病院のように多くの看護師が在籍しているわけではないため、一人で多くの仕事をこなす必要があります。

4-2 訪問看護

〇訪問看護での仕事をおすすめしたい人

病院では、一人の看護師が複数の患者様を受け持つ必要があります。しかし、訪問看護では、一人の患者様とじっくり関わることが可能です。そのため、患者様一人一人とじっくり向き合って、個別性を大切にした看護を行いたい方におすすめです。

〇注意点

ステーションによっては、オンコール対応をしなければなりません。担当する頻度や緊急訪問の頻度など、就職する前に確認が必要です。

また、患者様の元へは基本的に一人で行くことになります。電話でのフォロー体制が整っている場合が多いですが、「現場では一人で判断しなければならない」と不安を感じる場合もあるでしょう。

4-3 デイサービス

〇デイサービスでの仕事に向いている

デイサービスは、何かしら介護・介助が必要な方が利用されています。そのため、介護の仕事に興味のある方が向いているといえます。また、利用者様とだけでなく、介護士ともしっかりコミュニケーションをとることができる人に向いています。

〇注意点

医療行為を行う頻度が病院と比べるとかなり低いです。医療的なスキルアップを考えている方にはおすすめできません。また、何か作業をしているときにも、介護士から介助や状態の確認を依頼されることがあります。「自分のペースで仕事をしたい」と考えている方も向いていないかもしれません。

4-4 美容クリニック

〇美容クリニックでの仕事に向いている

美容クリニックは、患者様が「きれいになりたい」という気持ちで来院されます。そのため、美に対して意識の高い方の方が美容クリニックでの仕事に向いているといえるでしょう。

〇注意点

クリニックによっては、厳しいノルマが課せられていることもあります。達成するとインセンティブをもらうことができますが、達成できなければ思っているような収入を得られない可能性もあります。

また、美容外科クリニックの場合、手術の介助を行うことも多いです。そのため、手術室での勤務経験がある方の方が就職に有利となることもあります。「将来は美容外科で働きたい」と考えている方は、手術室で経験を積むことも考えておきましょう。

4-5 健診センター

〇健診センターでの仕事に向いている

同じ役割をひたすらこなしていく必要があるため、同じ作業の繰り返しも苦ではない方が向いています。また、素早く的確に作業をすることが得意な方にも向いている働き方です。

〇注意点

一人一人の患者様とじっくり関わることができないため、コミュニケーションをしっかりとりたいという方には向いていません。また、一つの役割だけでなく様々な役割をこなしたいと考えている方にも向いていないといえます。

4-6 産業看護師

〇産業看護師での仕事をおすすめしたい

生活習慣病の予防やメンタルヘルスケアなどを通して、企業で働く人の健康を守る仕事に興味のある方におすすめです。また、デスクワークが中心となるため、体力的にも精神的にも負担を軽減しながら働きたい方にもおすすめです。

〇注意点

医療処置を行う機会が非常に少ないため、スキルアップを考えている方は避けたほうが良いでしょう。また、病院のように多数の看護師が働くわけではないため、求人はほとんどありません。保健師の資格を持っている方が優先される場合も多く、就職が難しい場合が多いです。

4-7 保育所

〇保育所での仕事をおすすめしたい

子供のことが好きで、保育のサポートまで行いたいと考えている方におすすめです。また、保育士と同じように保育従事者として働くこともあるため、保育士の仕事に興味のある方が向いています。

〇注意点

基本的に看護師は1名しかいないため、緊急時の判断等を自分一人で行わなければなりません。また、小児科での勤務経験があった方が、就職に有利な場合もあります。

4-8 治験コーディネーター

〇治験コーディネーターでの仕事に向いている人

治験がスムーズに実施できるよう、様々な職種の方や被験者の方と調整しなければなりません。そのため、コミュニケーションをとることが得意な方が向いているといえるでしょう。また、同意書や説明書など多くの書類を作成することもあるため、パソコンスキルが高い方が向いています。

〇注意点

特定の領域に治験実績が偏っている病院や治験施設支援機関もあります。将来のキャリアを考えて、就職先を検討するようにしましょう。

5 夜勤無しでも給与を下げないためにしておくと良い事

何度も紹介していますが、夜勤をしない場合、給料が下がってしまう場合が多いです。では、夜勤をしなくても給料をある程度維持するためには、どうすればよいのでしょうか。

5-1 認定看護師や専門看護師の資格を取得する

まず、認定看護師や専門看護師の資格の取得です。これらの資格を持っていると、夜勤をしなくても「認定看護師手当」等の手当がつく場合があります。

しかし、あまり期待しないでください。資格を取得しているからといって、大幅に給料がアップするというわけではありません。日本看護協会が2013年に行った調査によると、専門看護師手当の平均は12,926円認定看護師手当の平均は11,006円でした。(参照:2012年 病院勤務の看護職の賃金に関する調査

5-2 35歳までの転職回数は多くても2回までにしておく

できれば、35歳までの転職回数は多くても2回までにしておき、少しでも転職に有利な状態にしておきましょう。

夜勤無しで給料が高い求人は人気で、多くの方が応募します。その際、転職回数が多ければ多いほど、「採用しても、すぐにやめてしまうのではないか」と思われ、不採用となってしまう可能性が高くなります。

面接は1度で1時間程度というところが多く、面接する側もそれで応募者の全てがわかるとは思っていません。ある程度過去の経歴から判断されますので、転職回数は少ないにこしたことはありません。

6 まとめ

いかがでしたか?どのような働き方であれば夜勤をしなくてもよいのか、夜勤が無い場合のメリットやデメリット、仕事内容と年収などについて紹介しました。

看護師といえば夜勤のイメージが強いですが、夜勤をしなくても看護師として活躍する方法はたくさんあります。

夜勤をしないことで体調管理をしやすい、家族の時間を大切にできるなどのメリットもありますが、給料が下がる、スキルアップがしづらいなどのデメリットもあります。

また、経験が浅いうちから夜勤をしない選択をすると、今後のキャリア形成がうまくいかない可能性もあるでしょう。夜勤をしない場合のメリット・デメリットをしっかり把握しつつ、ライフイベントやワークライフバランスに合わせて、夜勤をするかどうか判断するようにしてください。

訪問看護をやってみたい。やりたい看護がある。そう思う人こそリカバリーに来てほしい。

「自分の大切な人を看るように、利用者様やご家族と関わる」

訪問看護ステーション リカバリーは、創業からこの思いを持ち、
利用者様やご家族にとって「もうひとりの温かい家族」のような存在として、
在宅での療養生活をお手伝いさせていただいています。

「あなたが来てくれると安心する」
「おうちで過ごせてよかった」

1人でも多くの利用者様の「家に帰りたい」という思いを叶えるため、
「もうひとりの温かい家族」という思いに共感してくれる看護師の方、
わたしたちと一緒に働きませんか?