看護師が美容ナースに転職する方法と、転職するための3つのステップ

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看護師が美容ナースに転職する方法と、転職するための3つのステップ

「美容ナースで働きたいけどどうすればいいんだろう?」

こう悩んで、なかなかイメージが湧かずに足踏みしている看護師が多くいるのではないでしょうか。

看護学校でも学ぶこともなく、テレビやSNS上の情報、あるいはレーザーや注射などの経験で興味を持つ方も少なくないと思います。

今回は「美容ナースへ転職する3つの代表的な方法」を紹介します。

・気になるクリニックをHPで検索

・周囲のクリニックをスマホ検索

・紹介会社に登録

ご自身の目的に合わせて選択するだけですので、是非参考にして下さい。

今回は初めての転職の方や、久しぶりに転職活動される方のために「転職のための3つのステップ」も紹介しています。看護師の方の目指す美容ナースになるための一助になれば嬉しく思います。

採用情報

1 美容ナースへ転職する3つの代表的な方法

美容ナースに転職したい場合、どんな美容ナースになりたいか考える必要があります。なぜなら勤務先は2つに大別され、美容皮膚科美容外科で違いがあります。

「美容皮膚科は美白や脱毛、アンチエイジングを主とし、注射やレーザー機器を使用するのが一般的です。「美容外科は、二重の整形や鼻を高くする降鼻術や脂肪吸引など外科的手術を主としています。また最近では「脱毛専門クリニック」や「メンズクリニック」など種類も多くなります。

・気になるクリニックをHPで検索

・周囲のクリニックをスマホ検索

・紹介会社に登録

これらが代表的な転職するための方法になりますので、詳しく説明していきます。

1-1 気になるクリニックをHPで検索

美容クリニックはHPが充実しています。そのため施術内容が明確化しているため、自身で検索するのは容易になります。

もし美容整形に興味があれば、「美容整形」、アンチエイジングに興味があれば「アンチエイジング」と興味を持っている分野で検索するのが早いです。

私の友人でも、美容ナースになる人が多くいますが、元々通っていたクリニックや、通っていた分野に就職する看護師が多いです。まずは興味のある分野でクリニックを検索することが転職希望先が見つかり、そのままHPから応募して転職する近道な方法になります。

自分でマイペースに調べたい方、目指す美容ナース像がある方にはオススメの方法になります。

1-2 周囲のクリニックをスマホ検索

看護師の多くは通勤距離を短くしたいと考える方が多くいるでしょう。

目指す美容ナースよりも近くでできる美容ナースになりたいという方には、「Google Maps」を用いて「美容皮膚科」や「美容外科」で検索すると周囲のクリニックが検索できます。オススメは自宅で行うと、最短のクリニックから近い順に表示されるので、選ぶのが容易です。

大都市圏は選択肢も多くありますが、地方でも個人クリニックも検索はされるので、通勤距離を重視する方は、スマホ検索が一般的です。

注意点はHPが充実していないと業務内容がわかりにくいので、自身で「やれそう」「やってみたい」と思う場所を選定することがスマホ検索する際には重要になります。

1-3 紹介会社に登録

紹介会社の活用は賛否両論ありますが、「自分で調べたくない」「楽してすぐ転職したい」と思う方は紹介会社の登録がオススメです。

自分の希望する条件や目的を伝えることで、クリアできる就業先候補を複数挙げてくれるため、自身の手間は減ります。就業希望先との面談の調整や、条件の確認なども行ってくれるのでストレスが低いです。

また複数選んでくれるため、条件や内容の比較も容易にできます。ただ紹介会社の数も多くあるので自身に合うものを選ぶのも難しいと思います。

看護師転職サイトの知っておきたい3つの真実と本当にいい職場との出会い方」に詳しく記載があるので、もし悩んでしまう方は参考にして下さい。


2 美容ナースに転職のための3ステップ

働きたい職場が見つかれば、転職希望時期に合わせて動くようにしましょう。できれば半年~1年程度期間があると準備も急がず、冷静に選択ができ、転職先とも調整がしやすくなります。ステップとしては3つになります。

・情報をまとめて2つ以上申し込む

・履歴書の志望理由に想いを込めて記載する

・面接の準備を一問一答で考える

この準備をしっかり行うことで美容ナースに転職する道が開けることでしょう。

2-1 【ステップ①】情報をまとめて2つ以上申し込む

1章に記載したどの方法にも共通し、もし他の方法で検討した場合でも、必ず2つ以上申し込むようにしましょう。理由は比較対象があるとイメージも湧きやすいためです。

また地方では意外と美容ナースの道は狭き門で人気のクリニックは、募集が集中しがちです。

そのためリスクオフの観点からも、確実に転職できるためにも2つ以上申し込むことが大事になります。特に初めての転職や、ブランクがある看護師の場合、面接で力を発揮できないこともしばしばあるので、慣れという面でも重要になります。

2-2 【ステップ②】履歴書の志望理由に想いを込めて記載する

病院よりも健康な患者さんを扱うため、より接遇が求められる美容ナースの選考では履歴書が重要になります。

特に志望動機が最も重要で、4行以上でできるだけしっかり埋めるように書くことが合否を左右します。

「美容ナースとして美を追求したい」「同じ女性(男性)ならではのサポートを献身的に行いたい」「美しくなる喜びを看護師として提供したい」などと想いを綴るようにしましょう。クリニックの特徴や理念などを考慮して記載すると、採用率がグッと上がります。

2-3 【ステップ③】面接の準備を一問一答で考える

面接の準備は必ず行うようにしましょう。患者さんとの対応にも通じる部分があるので、しっかり説明することが求められます。

特に「志望動機」「看護師を目指した理由」「就業先を選んだ理由」「患者さんへの対応の仕方」「自身の強み、弱み」「美容に興味をもったきっかけ」「目指す看護師像」などはよく聞かれる項目になりますので、事前に準備するようにしましょう。

もし面接準備が不安な方は「看護師の面接で必ず押さえておくべき質問と回答例」を読み込むと過不足ない準備ができることになるでしょう。


3 美容ナースに転職する前に知るべき4選

美容ナースに就職する前に必ず知っておくべきことがあります。

・病院での看護師に戻りにくい

・管理職を目指しにくい

・営業スキルが求められる

・クレームが病院以上にダイレクトにくる

これらは就職する前に必ず理解して転職をすることを薦めます。

ここを理解した上で美容ナースへの転職をしないと、その後のキャリアにも影響しますので、必ず読んでおくようにしましょう。

3⁻1 病院での看護師に戻りにくい

美容ナースに転職した方の多くは、病院には戻らない傾向にあります。

それは日勤帯の身体に慣れてしまうため、夜勤の生活が考えられなくなるためです。また病気をケアすることから遠ざかってしまうため、改めて患者さんのケアに戻るのに躊躇う看護師が多くいます。

一度美容ナースに転職するとその道を極めるか、クリニックを転々とする看護師が多いのが実情です。

夜勤をまたやりたい、病院で患者さんとまた関わりたいと強く思っている方は美容ナースを考える前に、病院の形成外科や皮膚科の病棟を経験するのがオススメになります。

3⁻2 管理職を目指しにくい

美容ナースは医師を中心に運営しているクリニックが多いので、そもそも看護師の管理職の枠が少ない職場になります。

人をマネジメントしたいとなると、規模の大きいクリニックを選ばないといけないですが、そこは狭き門になっているため、病院以上に管理職を目指せない環境があります。

管理職を目指したいとキャリアアップに掲げている看護師は現職に留まるか、美容ナースではなく、管理職採用を行っている職場への転職が良いです。

3₋3 営業スキルを求められることが多い

美容ナースにはどうしても売上目標が課せられることが多くあります。

ノルマではないですが〇万円の売上でインセンティブが発生などは少なからず発生します。そのため、営業スキルが大なり小なり求められます。

患者さんのためにとなっていても、そこは営利企業であるため避けては通れない道になります。最新の知識が求められるのは勿論ですが、売るためのスキルや特徴の把握も重要な役割になります。

営業をどうしてもしたくない、商品を薦めたくないと感じる看護師は、美容ナースはお勧めできません。

3-4 クレームが病院以上にダイレクトにくる

美容クリニックは「美しくなりたい」と高い自由診療代を払って通われている患者さんが多くいます。そのため結果にこだわると共に、ミスが許されない職場にもなります。

施術のイメージと異なったり、説明した内容が異なることはクレームに直結します。

院の仕組みでも異なりますが、施術しているその場で看護師にダイレクトに発せられる場面も少なくないので、心構えはしっかりしておかないといけません。


4 まとめ:転職先は自身の美容ナース像で3つから選択!

美容ナースに転職したい場合は自身の性格や希望、考え方で決めるようにしましょう。

自身の思い描く美容ナース像がある看護師は「気になるクリニックをHPで検索」するのがオススメです。

勤務先が近い方が良い、○○駅近くで働きたいなどの希望がある看護師は「周囲のクリニックをスマホ検索」をしましょう。自分で選びきれない、アドバイスをもらいながら選びたいと考える看護師は「紹介会社に登録」して転職を考えましょう。

その上で「情報をまとめて2つ以上申し込む」「履歴書に志望理由を想いを込めて記載する」「面接の準備を一問一答で考える」の3つのステップを踏んで準備すれば転職の確率は上がるでしょう。

 

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